麻生学園の教育方針

  1. 幼児の全人的教養は正しいリズムの体感に始まるとも申します。未分化時代である幼児の持つ夢の世界はどこまでも豊かに育てねばなりません。かくて創造力も思考力も芽を伸ばしてくるものでありこの点に留意しています。
  2. 幼児心理学の示す認識の推移と思考の過程を充分に考慮し、幼時の発達段階に応じて認識に基づいた科学的な指導をすると共に、無限の可能性を見つめつつ人間形成の基盤を培う重要な幼児期の身も心もすこやかな全人への基礎づくりを念願して努力しています。
  3. 子どもの持つ最大の能力の芽生えを助長し、知識的にも感性的にもすぐれた指導を積み重ね、事柄を理解する力、考える力、処理する力、味わう力等の陶冶に努め、自力により活動のできる人間性を培い、一方、幼児の豊かな心、潤いのある心、安定した情緒の涵養に重点をおきます。
  4. 集団生活になれさせると共に集団生活への協調と責任、徳性の涵養、並びに家庭生活に於ける信順と情愛・親、祖先への感謝報恩の情感と実践につとめます。